葉の色がとてもカラフルなクロトン(ヘンヨウボク)は、いかにも南国風な葉がきれいな観葉植物ですが、花は小さく可憐で、南の国の妖精のようです。
伸びた花茎に、丸く赤い蕾をつけ、小さなひだまりのような白っぽい花を咲かせます。
クロトン(ヘンヨウボク)の花 特徴や様子
クロトンは、東南アジアに自生する常緑性の低木。
葉の色や形が豊富なことから、別名:ヘンヨウボク(変葉木)。
(玄海エネルギーパーク観賞用温室)。
クロトン(ヘンヨウボク)の特徴
クロトンは、東南アジアに自生する常緑性の低木。
日本へは江戸時代末期に伝わり、明治時代の終わりから本格的に栽培されるようになったようです。
赤や緑、黄色、オレンジ、斑入り葉など、多彩な色を持つ葉が美しい観葉植物です。
クロトンは、葉の大きさや色、形に多くのバラエティーがあり100を超す園芸品種です。
たった1つの変種から変異して生まれたとされ、クロトンはそれだけ変異しやすい植物だといえます。別名ヘンヨウボク(変葉木)ともいいます。お花は、ほぼ同じ形の花を咲かせます。引用:沖縄こどもの国
クロトンの花言葉は「妖艶」、「艶っぽい」です。
あまり目立たない、白や黄色の小さな花を咲かせます。
科・属名: トウダイグサ科・クロトンノキ属
別名: 変葉木(ヘンヨウボク)
原産地 マレー半島からオーストラリア
クロトン(ヘンヨウボク)の花の様子
葉が大きく色鮮やかなクロトンは存在感があります。
トロピカルな雰囲気をもつ植物。
同じ木から光沢がある緑の葉や、黄色っぽい葉、赤い葉をつけています。
形も独特で面白い。
葉に目がいってしまう植物ですが、葉脇から小さな花が咲いてました。
花茎を伸ばして咲かせる幻想的な花。
クロトンの花の開花期 7~8月とありますが、温室ならではでしょうか。
1月に雄花が咲いていました。
1㎝程の球状の花は、雄しべをたくさんつけています。
蕾は赤い小さな粒のようです。
ピンクのの部分は、花弁かガク片か?
透明感があってとても綺麗。
色鮮やかな葉が細長い木にも、花が咲いていました。
クロトン(ヘンヨウボク)の葉や幹の様子
クロトンには、多くの園芸品種があります。
葉形には広葉系、長葉系、らせん系、細葉系、鉾葉系、有角系、飛び葉系などがあります。
クロトンは変葉木(へんようぼく)とも呼ばれ、葉の形は千変万化(せんへんばんか)。
鉾葉系(ほこばけい)のクロトン。
葉の形が槍の先の鉾(ほこ)に似ています。
葉が細いクロトン。
黒っぽい独特の葉色で葉脈が赤い。
ゴツゴツとしたクロトンの幹の様子。
クロトンは暖かい地域に生息する熱帯性の常緑低木です。
樹高は50~250㎝くらいになるようです。