初夏を彩る美しい紫陽花(あじさい)は、梅雨時期にも鮮やかな色どりが元気を与えてくれるステキな花木です。
最近は珍しい種類、品種が多くあって目を見張りませんか。
美しい花にはうっとりしてしまい、いつまでも見入ってしまいそうです。
きれいな紫陽花の優しい色合いに癒されませんか。
目次
とってもきれいな変わり咲き、珍しいあじさいの花
![可愛らしいアジサイ「初恋」のアップ写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1096.jpg)
紫陽花(アジサイ)は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木。
花の開花時期は5~7月。
世界中で品種改良がなされて、今では世界中に2000種類もの品種があるともいわれています。
紫陽花(アジサイ)は、育て方も容易です。
基本的には水やりさえ忘れなければ、きちんと花を付けてくれます。
挿し木で簡単に増やすことも出来ます。
泉鳥(いずみどり)
![アジサイ、「泉鳥(いずみどり)」が美しく咲いてる様子の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0652.jpg)
『泉鳥(いずみどり)』細弁の八重咲き・半てまり咲き大輪花。
加茂花菖蒲園さんによって、「八丈千鳥(ハチジョウチドリ)」を基に露地植えにも向くアジサイとして改良された品種。ガクアジサイです。
全体的に華やかでとても綺麗です。一瞬黄色のアジサイも咲くのかと思ってしまいました。
![アジサイ、「泉鳥(いずみどり)」のアップ写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0654.jpg)
花びらは少し先端がとがって反り返り、すっきりとしてシャープが感じです。
![アジサイ、「泉鳥(いずみどり)」の両性花と装飾花のアップ写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0655.jpg)
湖畔を泳ぐ白鳥のようなイメージの花。
中央の青い両性花を「湖」、白い八重咲きの装飾花を「水鳥」に見立てて、 泉鳥という名前が付いたそうです。
カメレオン
![アジサイ、「カメレオン」が咲いてる様子の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0661.jpg)
『カメレオン』名前の通り、日を追うごとに色の変化を楽しめる秋色アジサイ。
株ごと、年ごと、日ごとに表情が変わるそうです。
ゆるく波打ってる花びらが特徴的。
ふわふわとしてファンシーな雰囲気があるアジサイです。
![アジサイ、「カメレオン」のキュートな両性花と装飾花のアップ写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0659.jpg)
装飾花は、丸みを帯びた大きめの花弁が4枚~5枚つく一重咲き。
中央の両性花は、小さなお菓子みたいでとっても可愛い。
パステルカラーの色とりどりです。
ティンカーベル
![アジサイ、ピンク系の「ティンカーベル」が満開の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0662.jpg)
『ティンカーベル』細弁の白覆輪の八重咲。
ピンク~ブルーの花を咲かせる、加茂花菖蒲園さんが改良したガクタイプのアジサイです。
装飾花が多くて半テマリのようも見えます。
![アジサイ、ピンクやブルーの「ティンカーベル」が咲いてる様子の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0663.jpg)
両性花も開花が進むと花弁が出てきます。
![アジサイ、「ティンカーベル」の両性花と装飾花のアップ写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0664.jpg)
華やかで、ボリューム感があるアジサイ。
この品種は冬の寒さと乾燥に強く、丈夫で生育旺盛だそうです。
ポップコーン
![アジサイ、キュートな赤紫の「ポップコーン」の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0672.jpg)
『ポップコーン』ホンアジサイからの変異種。
名前の通りポップコーンがはじけたように先が丸まった、変わった形の花をつけます。
別名は「おたふく紫陽花」。
正式な名前は「ウズアジサイ」。
一重咲きのテマリ咲き。
独特の形の花弁で、縁がくるくるて内側に巻きこんでいます。
![アジサイ、「ポップコーン」の蕾の頃の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0675.jpg)
色づく前の様子。
![アジサイ、可愛い赤紫の「ポップコーン」の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0677.jpg)
赤紫がとても綺麗です。
葉の色も濃くしっかりしています。
花色は、土の酸性度によって青~ピンク色になるそうですよ。
モナリザ
![アジサイ、きれいなうす紫の「モナリザ」の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1077.jpg)
『モナリザ』花はやや小型で、花弁の縁に刻みが入る白覆輪のテマリ咲き。
花弁が4枚~5枚の一重咲きです。
加茂花菖蒲園さんが作出したガクアジサイの品種。
ギザギザしているナデシコ弁がとてもキュートです。
![アジサイ、「モナリザ」の蕾の様子の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1078.jpg)
蕾の時もこんなに可愛いです。
酸性が強ければ青紫に、中性なら紫、アルカリ性ならピンク色になるそうです。
ありがとう
![アジサイ、きれいな青緑の「ありがとう」の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1081.jpg)
『ありがとう』名前も姿もステキな、花弁の縁に白色の覆輪が入る一重の手まり咲き。
ヤマアジサイと西洋アジサイをミックスしてつくられた品種です。
透明感がある色合いがとても可愛いアジサイです。
![アジサイ、きれいな赤紫の「ありがとう」の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1082.jpg)
花付きが良く丈夫で強健な品種。
こちらも土壌で色が分かれるタイプ。
酸性が強ければ青に、中性なら薄紫、アルカリ性ならピンク色になるそうです。
特徴のツートンカラーを上手に楽しむ方法は、
午前中の柔らかい日光を十分にあてて育てると花色が濃く色づくため、鮮やかな地色と白覆輪のツートンカラーが楽しめるそうです。
コサージュ
![アジサイ、「コサージュ」が咲いてる様子の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1087.jpg)
『コサージュ』半テマリ咲き、八重咲きのガクアジサイ。
咲き始めは両性花の方が目立ち、ガク咲きのように見えますが、次第に大ぶりな装飾花におおわれ、半テマリ咲きとなります。
愛らしくて確かにコサージュを連想させる雰囲気があります。
![アジサイ、とても綺麗な「コサージュ」のアップ写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1088.jpg)
しっかりとした八重咲の花が、上品でゴージャスです。
色合いも美しく、しばし見とれてしまいました。
![アジサイ、「コサージュ」の蕾と葉の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1093.jpg)
蕾はこんな感じです。
葉も厚みがありしっかりしています。
土の酸度によって色が変わります。
しっかりしていて、育てやすい丈夫な品種。
天を仰いで
![アジサイ、「天を仰いで」が咲いてる様子の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1103.jpg)
『天を仰いで』両性花が中央に集まって咲く、花弁数が少ない一重咲きのガクアジサイ。
確かに、ぺったんこな平咲きが、天を仰いでる様子のような・・・アジサイです。
一瞬、ヤマアジサイかと思いましたが違ったようです。
素朴なのに、なんともいえない存在感があるアジサイです。
![アジサイ、色合いが綺麗な「天を仰いで」のアップ写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1104.jpg)
装飾花は、花弁が4枚です。
平咲きになるタイプなので、上からみた様子もとても綺麗です。
花色は、酸性なら紫、アルカリ性ならピンク色になります。
こんぺいとう
![アジサイ、「こんぺいとう」が咲いてる様子の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1209.jpg)
『こんぺいとう』金平糖のような可愛い星型の花を咲かせるアジサイ。
加茂花菖蒲園さん開発品種で、白覆輪八重咲きガクアジサイです。
装飾花の花弁は10枚ほどで、重なり合う様子が可愛らしいです。
![アジサイ、美しい「こんぺいとう」のアップ写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1210.jpg)
見かけた花は、白覆輪ではなさそうでが、装飾花の中心部は色が濃く、ほんのり色づくグラデーションが綺麗でした。
覆輪の幅や色の濃淡は、栽培環境や開花具合によって変わるようです。
花色も土壌によりピンク~青紫に変化します。
大島緑花
![アジサイ、ステキな「大島緑花」の写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1213.jpg)
『大島緑花』花色がとても珍しく美しいアジサイ。
伊豆大島産のガクアジサイの系統の珍種、一重咲き。
白筋が入る緑色の装飾花。
濃青色の両性花は、宝石箱のようでした。
一目みて惚れてしまいました。⇐ 一目惚れの紫陽花。
![アジサイ、「大島緑花」の両性花、ブルーや紫が綺麗なアップ写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1214.jpg)
両性花が開花しています。
色合いといいい、花の形といい美しすぎです。
![アジサイ、「大島緑花」の両性花が咲いた様子のアップ写真](https://pino330.com/wp-content/uploads/2019/06/IMG_1221-1.jpg)
咲き進んでいくと、さらに複雑な色合いとなるようです。
なんとも神秘的な感じがする紫陽花です。
その後も観察してみようと思います。
先日頂いた「銀河」もとても美しい紫陽花です。
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