「どん牛山」は、自然豊かな三浦半島の端にあるの小高い山。
山頂には、大村湾と大村の街並みが間近に一望できる、小さな展望公園があります。
静かな景勝地で、ホッとしたい時にもおススメな場所です。
どん牛山ってどんなとこ?
山頂は、鈴田地区の住民主導型地域活性化事業で整備された、手作りの展望所になっています。
「どん牛山展望台」(標高約97m)
陰平町の小高い山で市街地と大村湾に沈む夕陽が望める景勝地。春から初夏にかけては、桜、新緑に癒されます。
どん牛山へのアクセス
「どん牛山」
住所:長崎県大村市陰平町。
海の近くにある丘のような小高い山。
長崎自動車道大村インターチェンジから車で約15分。
長崎自動車道木場スマートインターチェンジ(ETC専用)から車で約10分。
大村からの場合、県道37号線(大村貝津線)の「三浦線海沿いマルシェ」から左へ曲がり「日岳農免道路」へ進みます。
長崎方面からの場合、溝陸町から日岳公園へ向かう「日岳農免道路」へ進みます。
道の途中に案内板があります。
ピンクの旗が見えたら「どん牛山」への登り口。
日岳農免道路から数分で展望所へ着きます。
道幅が狭いので注意が必要です。
桜の名所でもあるようで、道の両脇には桜の木。
春になれば、桜の花のトンネルになりそうです。🌸
到着!!
小高い山の頂上です。
小さな展望公園になっています。
どん牛山展望台のようす・眺望
眺望を見渡せるベンチがありますよ。
眼下は美しい大村湾、背景は大村の街並みが広がっています。
大きな木もあり、爽やかでしょ。
綺麗に整備されて気持ちがいいです。
景色を独り占めできそう。
「ようこそどん牛山へ」と書かれています。
扉を開けると、旅の記念に記帳できるノートが置いてあります。
美しい海を思う存分に味わえる「どん牛山展望所」。
手前の小さな島は、大河ドラマ「龍馬伝」のロケ地にもなった「寺島」です。
奥は、白い建物の「ボートレース大村」、小さな森のような「玖島崎キャンプ場」。
その先にぽかりと浮かんでる島は、無人島の「臼島」。
臼(うす)に形が似てることから名がついたそうです。
その先に見えるは長崎空港。
長崎空港は箕島(みのしま)につくられてます。
世界初の海上空港だそうで、箕島大橋でつながれています。
見た目もきれいな空港!
長崎空港に発着する飛行機も見えるよ~。
大村の街並みもよく見えます。
なだらかな扇状地帯が広がっています。
のどかな風景。
多良山系から虚空蔵山も望めます。
日岳山の山麓に所在する仏舎利塔。
諫早市多良見町の大草や長与方面が見渡せます。
手前には、別荘地のシーサイド祝崎がありました。
釜川内空襲の碑
展望公園内には、「釜川内空襲(かまかわち くうしゅう)」の碑がありました。
1945年7月5日の正午。
米軍機による爆撃をうける。と書いてあります。
終戦まじかの昭和20年7月、この地で米軍の戦闘爆撃機が、ロケット弾と機銃掃射による空襲をおこなったようです。
沢山の銃弾(弾丸)が、周辺めがけて撃ち込まれ、辺りを火の海に変え、犠牲者がでる惨事となりました。
ここ周辺は大村湾を望む静かな場所、山を下りれば周辺には田園地帯が広がっています。空襲などとは無縁と思われるのどかな場所でも、このような悲しい歴史があります。
可愛い水仙の花が見頃をむかえていました。
春の桜もみてみたいです。