春になると、黄色の花を垂れ下がるようにたくさん咲かせるウスゲショウ(薄化粧)。
葉の形も花のようで、薄っすらピンクに色づかせる様子も愛らしいです。
別名は、セダム・パルメリ。
メキシコ原産のベンケイソウ科マンネングサ属の多肉植物。
とても強い多肉植物のようで、九州では、冬でも外でへっちゃらのようです。
元気にたくましく育っています。
黄色の花が綺麗なウスゲショウ(薄化粧) 特徴や育て方
ウスゲショウ(薄化粧)は、500種類以上とも言われるセダムの仲間。
ウスゲショウ(薄化粧)の特徴
肉厚の葉をだんだんに幾重にも重ねるので、葉だけでも花のような多肉植物。
葉は紅葉すると、薄化粧したようにうっすら赤~ピンクに色づきます。
春先になると、茎先から明るい黄色の花が垂れ下がるようにたくさん咲かせます。
マンネングサ属の花は、似たような黄色の花を咲かせるものが多くありますが、中でも目立って華やかです。
また、多肉植物なので植物自身が茎や葉に水を貯め、育てやすいのも特徴です。
学名:Sedum palmeri
科・属名:ベンケイソウ科/マンネングサ属
別名:セダム・パルメリ
原産地:メキシコ
花期:2月~6月
ウスゲショウ(薄化粧)の花のようす
茎先をひゅーんと伸ばして、ロゼット状の花を咲かせます。
葉は、互生する単葉でさじ形の多肉質。
5弁花。花径2cm前後。
ウスゲショウ(薄化粧)の育て方
とても強い多肉植物なので、挿し木でも簡単に増やせます。
耐暑性があり、耐寒性もそこそこありますが過湿は苦手。
夏の直射日光や霜などには、注意が必要のようです。
我が家(九州)では、外に置きっぱなしで育てていますが、とても元気です。
- 栽培環境:日当たりが良い風通しの良い場所。寒地の冬は室内へ。
- 水やり:土が乾いてからたっぷり与えます。冬は控えめに。
- 土:多肉植物用の培養土、他、水はけの良い土壌。
- 肥料:春と秋に月に1回ほど液肥を与えます。なくてもよく育ちます。
- 増やし方:株分け、挿し芽で簡単に増やせる。
茎が伸びすぎて草姿が悪くなっていたら、余分な枝を切り戻すと形が整います。
また、鉢が窮屈になったら、一回り大きな鉢へ移すと良さそうですよ。